救急看護師が活躍する現場は、主に救急外来や救命救急センターが挙げられます。
緊張感の高い救急現場で働くうえで、どのような人が向いているのでしょうか。
向いている人の特徴として、救命救急の分野で働きたいと考えていることが一つです。
映画やドラマなどで救急看護師に憧れる人は多く、救急分野で働きたいから看護師になるケースもあります。
憧れや夢と現実は異なりますが、ポジティブな気持ちを持つことは救急看護師として活躍するうえで不可欠な資質です。
また、勉強が好きな人も救急現場に向いています。
精通していなければならない疾患や病名が数多く、診療科目も多岐にわたります。
いつどのような患者が搬送されてくるかわからないため、病名や疾患名を聞いて病態をイメージできるのが理想です。
そして、忙しくテキパキと働く現場が好きな人にも良いでしょう。
救急看護師は多忙を極めるため、フットワークが軽く迅速に仕事をこなせる人が求められます。
マイペースに働きたい人には、救急看護師は大きなストレスになるかもしれません。
チームワークを大切にした働き方ができる人にも、向いています。
救急現場では、医師や看護師だけでなく、多くのスペシャリストたちがチームとなって患者の命を救います。
そのため、コミュニケーションスキルが必要になってくるのです。
状況を簡潔かつわかりやすく相手に伝える話術や、責任をもって情報共有するスキルなども救急看護師に求められます。